10日 5月 2017
『ふしぎなナイフ』(中村牧江、林健造:作 福田隆義:絵 福音館書店) ~びっくりしゃっくりおどろきの世界へようこそ~ 絵本の世界に不可能はない。 時空を超えて過去も未来も行ったり来たり。 土の中、水の中、ジャングルの中、 どっか違う世界のよその国への旅行。 そう、できないことなんてないんだ・・・とわかっているんだが。...
09日 5月 2017
『のでのでので』(五味太郎 絵本館) ~読んだあとからはじまるオモシロさ~ 字が少ない絵本ほど「はまる」のだ。 だってわかりやすいんだもん。 「とびあがった」 それはいきなりはじまる。 「とびあがったので」 あ、そうか『これがタイトルの【ので】か』と気づく。 ページをめくると。 「はたをサッとあげた」 ところがつぎが予想外!...
09日 5月 2017
『雨、あめ』(ピーター・スピアー 評論社) ~あめあめふれふれ楽しいぞ~ きょうの空模様、まさに梅雨、である。 大人はうっとうしいこの季節、子供は別の生き物と化している。 水たまりにすすんで入っていくし、ぬれるのもかまわず傘を振り回してあそ ぶ。 わざと靴に水をいれてぐちゃぐちゃしたりする。...
30日 4月 2017
『ちょろりんのすてきなセーター』(降矢なな 福音館書店) ~あらすじ~ 寒がりの「ちょろりん」は洋品店で「はらっぱ色のセーター」 を見つけまし た。 しかし、貯金箱のお金だけでは足りません。 ランプ作りをしている「じいちゃん」の仕事を手伝い、いそいそとセーター を買いに行った「ちょろりん」を待ち受ける悲しい結末とは・・・。...
30日 4月 2017
『もりのへなそうる』(わたなべ しげお:作 やまわき ゆりこ:絵 福音館書店) 「てつたくんは、五さいで ようちえんに いっています」 「みつやくんは、三さいで ようちえんに いっていません」 ロングセラーの児童書は、この2行の文章から始まります。 子供の頃から何度も読んでもらい、自分で読める歳になると、 自分でも何度...